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低血圧とは

顧問 …………………………………

本多心身医学研究所 所長   
本多和雄

企画・監修 …………………………

OD低血圧クリニック田中 院長   
田中英高
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  • 起立性調節障害の子どもの日常生活サポートブック
  • 起立性調節障害の子どもの正しい理解と対応
  • 大正富山医薬品株式会社

低血圧の分類

低血圧には大きく分けて、本態性低血圧起立性低血圧症候性低血圧の3つの型があります。

本態性低血圧

本態性低血圧は、原因となる病気がとくにないのに、立っていても横になっていても、常に血圧が低く、めまいや立ちくらみ、全身倦怠感などいくつもの症状があります。

起立性低血圧

起立性低血圧は、横になったり座ったりしているときは正常な血圧ですが、急にからだを起こしたり、立ちあがったりしたときに血圧が下がり、めまいや立ちくらみなどを起こします。

起立性低血圧のうち、原因となる病気がない場合を本態性起立性低血圧といい、原因となる病気がある場合を症候性起立性低血圧といいます。

低血圧と高血圧は、正反対のものと思われがちですが、高血圧症の人のなかには、立ち上がったときに大きく血圧が低下する起立性低血圧をともなう人も少なくありません。

高齢の方は、もともと血圧の変動が大きく、立ち上がったときに急激に血圧が下がり、それにともなって起こるめまいや立ちくらみが、転倒、骨折につながると指摘されています。また、高血圧の治療薬(降圧薬)を服用中の方に、起立性低血圧が起きる場合もありますのでご注意ください。

症候性低血圧(二次性低血圧)

何らかの病気が原因で血圧が低くなっている場合を症候性低血圧(二次性低血圧)といいます。原因になっている病気をつきとめ、その治療を行うことが必要です。

症候性低血圧のなかには、食後性低血圧というものがあり、これは、食後に血圧が低下することで、めまいや肩こり、頭重、全身の倦怠感などさまざまな症状が現れます。ときには失神することもあり、転倒、骨折の危険性も指摘されています。食後性低血圧は食事性低血圧ともいわれています。

食後性低血圧は、食事をしたことによって、内臓の血管が拡張し、多くの血液が流入することで、脳の血液が減るため、低血圧症状が現れます。若年者より高齢者に多く、また高血圧の患者さんにも多いともいわれています。

貧血に間違われやすい低血圧症状

低血圧でよくみられる症状の一つに、急に立ち上がったときに起こる立ちくらみがあります。
これは下半身に血液が流れることで、脳内の血液が少なくなってしまうために生じることから、「脳貧血」とも呼ばれます。

しかし、もともと「貧血」とは血液中の赤血球数、血液中に占める赤血球の容積、および赤血球中のヘモグロビンが正常以下になる血液の病気をいいます。本来の「貧血」は全身の血が足りないということです。

したがって、「貧血」という言葉を使っていますが、立ち上がったときに脳の血液が減って起こる「脳貧血」は「貧血」とは全く別のものです。

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