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低血圧とは

顧問 …………………………………

本多心身医学研究所 所長   
本多和雄

企画・監修 …………………………

OD低血圧クリニック田中 院長   
田中英高
  • 起立性調節障害 Support Group
  • 起立性調節障害の子どもの日常生活サポートブック
  • 起立性調節障害の子どもの正しい理解と対応
  • 大正富山医薬品株式会社

低血圧とそのほかの病気

低血圧と糖尿病

糖尿病はその進行にともなって、網膜や腎臓の障害、動脈硬化など多くの合併症が現れてきます。そのなかには自律神経の障害もあります。

自律神経が障害されると、血圧の調節機構が正常に作動せず、末梢の血管の収縮が十分になされないために起立性低血圧が起こりやすくなります。

このような場合には糖尿病の治療を行うとともに、場合によっては低血圧によるめまい、立ちくらみの症状改善を図るための治療を行います。

低血圧と人工透析

腎臓の機能が低下し、人工透析を行っている人には低血圧が多くみられます。

人工透析に関係する低血圧には、透析をうけているときにみられる一過性のものと、透析を受けているとき以外にも低血圧状態が続くものと大きく二つに分けられます。

どちらの場合も、透析によって血液を濾過した際に、からだのなかを循環する血液の量が減ることが要因の一つに考えられていますが、それ以外にもさまざまな要因が考えられます。

薬による低血圧

本来病気を治すために使われる薬によって低血圧が起こる場合があります。

たとえば、高血圧症の治療に使われる薬(降圧薬)によって起こる低血圧があります。そのほかには、うつ病などの治療に使われる抗うつ薬などの副作用として、低血圧が起こる場合があります。

低血圧によるめまいや立ちくらみの症状はときとして転倒、それにともなう骨折など思わぬ事態につながるおそれもあり、薬を服用中の人はその薬の副作用などを知り、医師や薬剤師に確認するなど注意が必要です。

神経疾患にともなう低血圧

中高年の男性に多く発症するといわれるシャイ・ドレーガー症候群やパーキンソン病など神経が変性する病気では、血圧調節を司る神経が障害され、起立性低血圧が起こることがあります。このような場合は重症な低血圧であることが多くみられます。

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